「生命保険って節税になるって聞くけど、実際いくら得するの?」
「年末調整と確定申告、どうやるの?」
身の回りで確定申告の季節になると、よく耳にする相談です。ご支援先に個人事業主が多いので、結構な割合、確定申告で控除をつかっていない方が多いですね。
使える控除は使って節税しなきゃもったいない!
この記事では、
・生命保険料控除の仕組み
・生命・介護医療・個人年金の違い
・具体的な節税額
・確定申告のやり方
までまとめて解説します。
生命保険料控除とは?
生命保険料控除とは、支払った保険料の一部を所得から差し引ける制度です。
対象は次の3つ。
- 一般生命保険料控除
- 介護医療保険料控除
- 個人年金保険料控除
それぞれ別枠で控除されます。
控除額の上限(新制度)
2012年以降の契約の場合。
【所得税】
・一般生命保険料:最大4万円
・介護医療保険料:最大4万円
・個人年金保険料:最大4万円
→ 合計最大12万円
【住民税】
・各2.8万円
→ 合計最大7万円
節税効果はいくら?
3区分をフル活用(12万円控除)した場合。
年収400万円(所得税率10%)
・所得税:12万円 × 10% = 12,000円
・住民税:7万円 × 10% = 7,000円
→ 約19,000円節税
年収600万円(所得税率20%)
・所得税:12万円 × 20% = 24,000円
・住民税:7万円 × 10% = 7,000円
→ 約31,000円節税
年収800万円(所得税率23%)
・所得税:12万円 × 23% = 27,600円
・住民税:7万円 × 10% = 7,000円
→ 約34,600円節税
※あくまで目安です
3種類の違い比較
| 区分 | 目的 | 控除枠 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 一般生命保険 | 死亡保障 | 4万円 | 子育て世帯 |
| 介護医療保険 | 入院・介護 | 4万円 | 医療不安がある人 |
| 個人年金保険 | 老後資金 | 4万円 | 老後準備したい人 |
※個人年金は税制適格条件あり
生命保険は本当に必要?
節税効果は年間2〜3万円程度。
保険の本質は節税ではなく、
万が一のとき家族を守ること。
・子どもが小さい
・住宅ローンがある
・収入が一馬力
この場合は必要性が高いです。
掛け捨てと貯蓄型は分けるべき
過去記事でも解説しましたが、
保障と貯蓄は分けるのが合理的。
・保障は掛け捨てでコスト最小化
・貯蓄はNISAなどで効率運用
保険は「守る」、投資は「増やす」。
役割を混ぜないことが家計改善のコツです。
【家計改善】生命保険を「貯蓄型→掛け捨て」にするだけで年間◯万円浮く話
ここから重要:確定申告・年末調整のやり方
生命保険料控除を受けるには申告が必要です。
実際にどうしたら控除をうけられるか、具体的に説明するよ
会社員の場合(年末調整)
基本は年末調整でOK。
【手順】
- 10〜11月頃、保険会社から「生命保険料控除証明書」が届く
- 会社から配られる「給与所得者の保険料控除申告書」に記入
- 控除証明書を添付して会社へ提出
これだけで完了です。
確定申告が必要な人
・自営業
・フリーランス
・年末調整を忘れた会社員
・途中入社で提出できなかった人
こうした場合は確定申告で申請します。
確定申告の具体的なやり方
おすすめは、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」。
【手順】
- 控除証明書を準備
- 確定申告書等作成コーナーにアクセス
- 「所得控除」→「生命保険料控除」を入力
- 保険料と証明書記載の金額を入力
- e-Tax送信または印刷提出
マイナンバーカードがあればスマホ申告も可能です。
年末調整を忘れた場合は?
会社員でも、
年末調整で出し忘れても大丈夫。
翌年3月15日までに確定申告すれば還付されます。
さらに、過去5年分までさかのぼって還付請求できます。
よくあるミス
・控除証明書をなくす
・個人年金が税制適格でない
・旧契約と新契約の区分を間違える
不安な場合は税務署へ相談を。
まとめ
・生命保険料控除は最大12万円
・節税効果は年間2〜3万円程度
・会社員は年末調整でOK
・忘れても確定申告で取り戻せる
・目的は節税ではなく保障
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今の保険、
・本当に必要な保障ですか?
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