副業をして収入を増やすのも一つの方法ですが、経費を見直して、支出を減らすことも手取り増やす方法です。中でも、生命保険の見直しは節約効果が高いのでお勧めです。ライフステージによっても必要な保障額は異なるので、定期的に見直す必要があります。
特に多いのが、
・満期金ありの養老保険
・学資保険
・終身保険(積立型)
「貯蓄になるから安心」と思って続けている方も多いですが、
実はそれ、資金効率が悪い可能性があります。
個人的に受ける相談のケースでもほとんどの人が満期金ありの保険に加入しています。理由を聞くと貯蓄も同時にできて安心というもの。
保険と貯蓄は別にして考えるといいですよ
今回は、
貯蓄型保険をやめて掛け捨てにした場合、どれくらい差が出るのか?
を、具体的な数字で比較してみます。
■ ケース設定
35歳男性
死亡保障:3,000万円
保険期間:25年
パターン①:貯蓄型(終身+積立型)
月額保険料:30,000円
総支払額:
30,000円 × 12ヶ月 × 25年 = 900万円
満期・解約返戻金:1,000万円(仮定)
→ 実質増加分:100万円
パターン②:掛け捨て(定期保険)
月額保険料:8,000円
総支払額:
8,000円 × 12ヶ月 × 25年 = 240万円
差額:
30,000円 − 8,000円 = 22,000円/月
この22,000円を毎月投資に回すとどうなるでしょうか?
■ 差額を投資した場合(年利5%で運用)
22,000円を
年利5%で25年間積立運用した場合
将来価値:約1,300万円
(※複利計算による概算)
■ 結果比較
| 貯蓄型保険 | 掛け捨て+投資 | |
|---|---|---|
| 月額保険料 | 30,000円 | 8,000円 |
| 保険料総支出 | 900万円 | 240万円 |
| 投資に回す金額 | ― | 660万円 |
| 将来受取額 | 1,000万円 | 約1,300万円 |
| 実質増加額 | 約100万円 | 約640万円 |
※利回り5%前提
掛け捨て+投資が断然お得
■ なぜ差が出るのか?
理由はシンプルです。
貯蓄型保険は、
・保障コスト
・保険会社の経費
・販売手数料
を差し引いた残りが運用されます。
一方、投資は
ダイレクトに市場で運用される
そのため、資金効率が高くなりやすいのです。
■ 「保険は保険」「貯蓄は貯蓄」で分ける
本来、保険の目的は
万が一のときに家族を守ること
資産形成は
長期投資で増やすこと
この2つを分けるだけで、
家計は大きく改善します。
■ 保険見直しでよくある誤解
・「満期金がある方が安心」
→ 実際は“強制貯金”なだけ
・「解約すると損」
→ 未来の高い保険料を払い続ける方が損失拡大の可能性
・「保険会社が運用してくれるから安全」
→ 低利回りの可能性大
■ 生命保険の適正額は?
子育て世帯なら、
必要保障額 =
遺族の生活費 − 遺族年金 − 貯蓄
ここを計算すると、
思ったより大きな保障は不要なケースも多いです。
■ まとめ
✔ 保険料は固定費の王様
✔ 掛け捨てにすると毎月数万円浮く可能性
✔ 差額を投資すると数百万円差が出ることも
✔ 保険と資産形成は分けて考える
家計改善は「収入を増やす」より
「固定費を下げる」方が即効性があります。
まずは、
・現在の保険内容
・保障額
・保険料
を一度書き出してみましょう。
見直すだけで、
未来の資産は大きく変わります。

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